一戸建ての保険について

一戸建ての保険について

・一戸建てを買う時には、保険に入った方がいい?
住宅を建てるもしくは買う時には、団体信用生命保険に加入する形になります。
これは、住宅ローンのお金を融通する銀行側が保険金を支払って加入するものです。
ちなみに、こちらがその保険金を負担する必要はありません。

・もし、住宅ローンの名義人が死亡したら?
住宅ローンを契約した人が死亡した場合、保険金が全額適用になり住宅ローンは完済されることになります。
もし、住宅ローン契約者が死亡してしまった時には、銀行にも連絡をしておく必要があります。
そうしないと、保険適用とならない部分が生じる恐れがあるとのことですので、覚えておくといいでしょう。

・火災保険と地震保険
個人で支払う必要がある保険は、火災保険と地震保険です。
地震保険はともかく火災保険には、間違いなく入っておいた方がいいでしょう。
そもそも、住宅ローンを組む時には火災保険への加入が求められますので、加入は義務ととらえた方がいいです。
ただし、住宅ローンが完済されれば火災保険への加入義務は無くなります。
火災保険という名前ではありますが、火災だけが補償の対象ではありません。主に「火災・落雷・破裂・爆発」
「風災・ヒョウ災・雪災」「水災」「盗難・水濡れ」「破損など」の5項目が補償の対象です。
「盗難・水濡れ」「破損など」については、総合的な火災保険ではオプションとなっていることもあります。
この部分について、「家財保険」に分けているものもあり、火災保険だけではカバーできない場合もあるため注意が必要です。

・家財の損害に適用される家財保険
損害の原因として認められる範囲は、基本的に火災保険と同じですが、建物以外のものについて補償するのが家財保険です。
たとえば、落雷の影響で電化製品が壊れたり、水漏れによって家財が損害を受けてしまったりしたときにも適用されます。
なかには、日常生活で生まれた損害賠償において補償してもらえる特約もあります。保険商品によって適用範囲は異なるため、
加入する前に細かく確認することが重要です。